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初めての投資!【ドルコスト平均法】で安心運用

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株や投資を始めた方で大損している投稿をSNSなどで目にすると思います。投資を行うならなるべくリスクは減らしたいところ。自分の無理のない範囲で長期的に運用することが必要ですが、長期の資産運用で必要なことには大きな損失を抑えることも重要です。

私が初心者にオススメするのは【ドルコスト平均法】を利用した資産運用の方法です。

 

相場の動き方について知ろう

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株価の動きを示すチャートを見たことはあるでしょうか。よくわからない赤と青のグラフのことです。詳しい内容についてわからなくとも、そのチャートを見てみると相場は上下を繰り返していることに気がつくと思います。

 

どうして「長期で安定した資産運用が必要なのか」について相場から説明します。

一番良いのは相場が安い時に購入し、高くなったときに売却することが一番なのですが、初心者にはこのチャートを見る方法も難しく、予測するのはより困難です。もしたまたま一時的に投資で成功したとしても、その後の投資で失敗してしまって、トータルでマイナスになることも十分考えられます。

 

相場にはいい時も悪い時もあるので、短期的に見ると利益を得るタイミング、または損失するタイミングもあると思います。ここでお伝えしたいのは、大事なのはそのような短期的な収支ではなく、長い目で見て自分にとって安定的な資産が形成できているかどうかです。

 

株価・為替チャートから見える事実

グラフを見てみましょう。

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これは、日本の代表的な株価指数の1つ、日経平均株価の2000年以降の動きですが、大きく上がったり下がったりを繰り返しているのがわかると思います。相場が上がっていくときに投資をすれば、利益になる可能性は高くなりますが、相場がグンと下がった2007年や2008年の2年間に投資をしていたら残念な結果になった可能性があります。

 

もう一つ、為替のチャートも見てみましょう。

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これはドル/円のチャートになりますが、こちらも同じく上下を繰り返しています。2007年に投資をした場合下がっていく一方ですが、下がり切った2012年に投資をしていた場合利益が得られたことになります。

 

ここで注目したいのは株や債券、為替にかかわらず金融商品の価格が一方的に上がり続けることもなければ、逆に下がり続けることもないのが分かります。1年単位で見ると上がっている様に見えても10年、20年単位で見ると上がり下がりし、さらに細かく1ヶ月単位、1日単位で切り取ればそれも上下に動いているのです。

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チャートを見続けると相場の上下に惑わされ間違った判断をしてしまうこともあり得ます。私もそうでしたが、一体何を元に判断していいのか初心者ではなかなか難しいのです。

 

相場の上下に判断を惑わされることなく、長期的な投資を続けて行くことが、安定した資産運用のコツだったりします。

 

なぜドルコスト平均法にメリットがあるのか

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長期で安定的に資産を運用していくには具体的にどうすれば良いでしょうか。

 

ドルコスト平均法」が良いという理由について具体的に話すと、

[定期的に] [決まった金額] を [同じ商品へ投資する]

ことで、購入価格の平均化を狙うというものです。

 

長期の資産運用について勉強してみると分散投資と一緒に必ずと紹介されている方法です。

 

実際に“定期的に”“決まった金額”を同じ商品へ投資するドルコスト平均法」がどのように効果を発揮するのか例を挙げて説明します!

 

資金は100万円、時価が10万円の株を最初の1回で買った場合と、20万円ずつ5回に分けて買った場合、どのような結果になるかみてみましょう。

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わかりやすくしたグラフですが、最初に100万円の全てを投入するより、20万円ずつ数回に分けて購入した方が平均購入単価が低くなることがわかりますよね。さらに保有株数も多くなっています。

 

ドルコスト平均法」を使うと、相場が下がった時に多くの株数確保でき、長期間購入を続けることで購入単価がならされるので、損失拡大のリスクを減らすことができます。

 

 

10年以上先の将来に向けて投資をする

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長く投資をし続けた方が損を少なくできるというのは理解していただけたと思いますが、ドルコスト平均法も完璧ではありません。基本的に「投資」には損をすることもあるとしっかり理解しておきましょう。

 

ドルコスト平均法では何度も株の購入をするので、その分売買手数料かかります。もし相場が上昇を続けていく場合は、ドルコスト平均法で購入を複数に分けるよりも、一度に全額を投資した方が利益は大きくなります。

また、購入した株や商品を見誤った場合、価格は下がり続けるかもしれません。

 

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数カ月~1、2年の期間の短期間で見れば「一度に購入しておけば利益が増えた」可能性もありますが、資産運用はもっと長い目で見て計画を練る必要があります。

 

自分のプランをよく考えて自分の希望に合わせて10年、20年単位の長期間で考えることが初心者ができる最良の手段。長期的に運用するのであれば、ドルコスト平均法が安全策と言えるのです。

 

ドルコスト平均法を使った資産形成はウェルスナビ

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 私も初心者なので、どの株に投資をしたら良いか、というのは素人判断になってしまいます。プロの投資家に頼むと手数料が高いのとそんなに大金をお任せする資金力もないので、私は簡単に始められるWealthNavi(ウェルスナビ)を選びました。

www.wealthnavi.com

 

確かに自分で取引をするより手数料は取られるのですが、ドルコスト平均法で簡単に世界中に分散投資ができ、投資先も自動で選んでくれるということでかなり楽をしています笑 

 

 

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大きなお金が運用できなくても毎月少しずつ貯金を増やすと同じく運用に回せれば将来的には貯金よりも資産が増えている可能性も大いにあります。

賢くお金に働いてもらい、自分には自由な時間を。